ヒノキブン

愛知県・岐阜県・三重県の平屋・離れ・プレハブ住宅・ツーバイフォー住宅・狭小住宅はヒノキブンにお任せください。

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ヒノキブンの歴史・経営理念

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ヒノキブンの歴史

おかげ様で創業130年! 感謝!

 おかげ様で、2020年をもちまして、創業130年を迎える事が出来ました。月並みではありますが、地域の皆様、お客様、取引先、先輩社員、先祖、両親に感謝の気持ちでいっぱいです。

 創業者文右衛門の先祖は、今から約450年前の長島一向一揆で養照寺(名古屋市西区)さんと生き延び、名古屋開府の清洲越しの際、美濃路沿いに養照寺さんと住み着いたと聞いています。代々、文右衛門という名前で、自宅を店として柄杓を作っていました。(社名のヒノキブンとは、檜物屋文右衛門が由来)明治23年には、現在の本社所在地に工場を設置し、経木(きょうぎ)・蓄電池部品の制作を始めています。

 3代目 酒井 清一は、『こんな事をしていてはいけない。』が口癖で今迄の仕事を止め、薄板(折箱)の仕事を始めました。全国をまわり、釜山にもお客様があったそうです。戦時中は、勝藤屋今井商店(京都市)に納入していた関係で、滋賀県甲賀郡甲南町(現甲賀市)に疎開し、木材で航空機部品も作っていました。また、『昭和天皇皇后様が、名古屋ご巡幸の際、座られた椅子は、ヒノキブンが納めたもの。』と喜んでいたと聞いています。

会長(酒井和雄)と社長(酒井文和)
会長(酒井和雄)と社長(酒井文和)

創業者である酒井文右衛門
創業者である酒井文右衛門

 4代目 酒井文雄は、戦後職人がいないにもかかわらず「仕事が無く、何とかしなければ・・・」という思いで、進駐軍向けに洋家具の木材加工をはじめました。その後、田舎廻りをしながら、官公庁向けの机や椅子等の家具を作っていました。

 昭和30年代にスチール家具のカタログ販売が始まり、注文家具の仕事が厳しくなりました。(実際にカタログを見た時、現会長(酒井和雄)は、もうこの仕事は無くなる。と感じたそうです。)大和ハウス工業(株)に営業した際に、「ミゼットハウスの壁パネルを作らないか。」と言われました。職人さん達は皆、注文家具と量産の加工費の違いで「コストがあわない。」と反対したそうです。その後、なんとかコストがあうようになると、ミゼットハウスが生産中止になりました。自社に販売部門が無かったため、販売先を開拓した事が、現在のハウス部門の始まりです。

 昭和40年代になると住宅の量産化の時代に入り、内装間仕切パネルは、建具屋さんが、加工費が安く仕事を断った為、当社が受注しました。その後は、名古屋市市営住宅や愛知県県営住宅及び住宅整備公団【現UR都市機構】の内装パネルの指定工場となり、主力事業となりました。この仕事は公共工事の減少で撤退しましたが、現在はツーバイフォー住宅パネル製造部門(パーツ部門)に引き継がれています。

当社製造のひしゃく 製造年月日不明
当社製造のひしゃく 製造年月日不明

創業時に当時製造していた経木
創業時に当時製造していた経木

 また、近年は、大規模修繕(外壁の塗装・耐震工事)を始めました。(ビルド部門)

 なぜ、私が長々と会社の歴史を紹介したかというと、10年ほど前にある経営者の勉強会で酒井君「百年以上続く会社はそんなにない。偶然では、100年続かない。必然である。先代や先々代が元気なうちに苦しい時どうやって乗り越えてきたのか。どう判断してきたのか勉強するように。」とアドバイスを受けたからです。

 私は、1998年6月に幣社に入社しました。97年に山一ショックが起こり、毎年売上が減少し、減少が止まっても横ばいでなんとか赤字にならない程度の状況でした。亡くなった祖母が、『がんばっても従業員に給料が払えなくて本当に辛かった。清一(3代目)さんが、一生懸命やっていれば、なんとかなると言っていたが、本当になんとかなった。私は、運がいい。』とよく言っていたのですが、素直に聞けませんでしたが、会社の歴史を振り返りいろいろな学びがありました。

 三代目清一が『商売というものは、面白いものでいろいろやっていると身替りできる面があって悪い時、いい時過ごしていけるものだ。』と言っていたことを知り、まさにいろいろな事にチャレンジしてきた我が社の歴史を知る事ができました。

 祖母政子からは、ほどほどが良い(やりすぎない)ことやあきらめない不屈の精神を学び、父からは、『取ってから、考えよ。』(仕事をする前から心配していては、先には進めない。)『整ったら、終わり』(仕事は、仕組みができてもうこれで安心という頃に無くなる。いつまでも、同じ仕事は続かないから、少しずつ新しい事に取り組まなければならない。)という経営哲学を学びました。

 そして、現会長には、どういう思いで経営してきたか、尋ねたところ、「あっという間に50年。お客様がその時代に必要とするものやサービスを提案し、満足してもらう。それが出来れば、社員やその家族の幸せそして会社の発展につながる。』と教えてもらいました。それを元に我が社の新しい経営理念を策定いたしました。

ミゼットハウスの壁パネル製造
ミゼットハウスの壁パネル製造

昭和40年頃の先輩方の打合せ風景
昭和40年頃の先輩方の打合せ風景

当社開催感謝イベントは、お客様の必要とするものが発見できる貴重な場でもあります。
当社開催感謝イベントは、お客様の必要とするものが発見できる貴重な場でもあります。

経営理念

本(もと)を務(つとめ)る (根本を果たすために力を尽くす)

ヒノキブンの本(もと)とは、
  • 環境・安心・安全をテーマに、地域社会(生活者)に貢献します
  • 独自の技術とシステムで、住環境ビジネスに新しい価値を創造し、お客様に満足を提供します
  • 信頼と魅力と協働の精神を持って時代の変化に適応し、新たな事に挑戦します
  • 将来の目標を共有し、社員と会社の成長を通じて、働く喜びと経済的な幸せを追求します

※1番は、世の中へのお役立ち(社会貢献)2番は、いい仕事をしてお客さんに喜んでもらう(顧客満足)
3番は、前会長の経営理念(信頼と魅力)と私自身の考え(協働)そしてヒノキブン哲学(チャレンジ精神)の承継
4番は社員の物心両面の充実と会社の発展という4つの根本を一生懸命頑張ろうという経営理念です。

SDGsとは

SDGsとは?

2015年に国連総会において採択された「持続可能な開発⽬標(Sustainable Development Goals: SDGs)」は、貧困や不平等、教育、環境などに関連して、2030年までにあらゆる国と地域が達成するべき17の⽬標です。地球上の様々な課題解決を図り、誰⼀⼈取り残さないより良い国際社会の実現を理念として掲げています。

ヒノキブンのSDGsの取り組み

ヒノキブンでは、経営理念のなかに謳われている協働の精神を土台に、ハウス事業(住宅)・ハウスパーツ事業(プレカット)ビルド事業(大規模改修工事)といった3つの事業を通じて国連が提唱する持続可能な開発目標につなげ地域社会に貢献していきます。

ヒノキブンは、創業以来130年以上、姿を変えながら木材に携わった事業を図ってきました。経営理念の精神でもある1.地域社会への貢献2.顧客満足の追求3.時流に乗る4.物心両面の充実をベースに200年企業を目指します。


本社


三重支店・三重工場


三重CLT工場

1.高断熱化住宅の普及への推進

ヒノキブンの注文住宅では、2×6(ツーバイシックス)構造の普及を推進しています。壁厚が2×4構造の150%となり、北海道基準の断熱材の充填が可能となりました。高断熱化住宅による省エネ性能の向上と共に、ヒートショックの防止、高血圧の発症率の低下、睡眠の質を高める効果等をもって健康寿命を延ばす家づくりを進めていきます。また、木材についても国産材率を高め、地産地消を進めるべく愛知県産材の導入を積極的に進めています。


CBCハウジング名駅北展示場

2.大規模木造建築の推進

ヒノキブンのプレカット事業では、長年、木質系プレハブ住宅、ツーバイフォー住宅パネルの製造を行ってきました。工場内での木材の端材は、バイオマス燃料、床材の下地材等有効利用に努めています。2018年度からは、国産木材を活用したCLT(直交集成板)の加工をはじめました。いままで、鉄やコンクリートで建設されていた中層建築物を木材で建設する部品加工の仕事になります。この新建材を用いて人と環境に優しい建築物の普及に努めながら、技術革新を図ります。また、三重CLT工場の屋根には、太陽光発電施設を設置し、再生可能エネルギーの普及にも努めています。


CLTパネル加工


CLTパネル加工


三重CLT工場太陽光発電

3.大規模改修工事を通じて優良な住宅ストックの維持

人工減少時代を迎え、『新築からストックの時代』になりました。古い建物をリニューアルして長く使うという事で、2002年度より大規模改修工事を始めました。耐震補強工事、アスベスト除去工事、バリアフリーを伴う改修工事、外装や防水の修繕工事と幅広い分野となります。近年は、住居を福祉施設や宿泊施設、店舗などに改修する用途変更変更リフォーム(コンバージョン)にも力を入れています。


アーバニア大須外壁修繕工事
(大須スケートリンク)


則武団地外壁修繕工事
(中村区役所)

ZEH目標行動資料

ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは

「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。

ZEHビルダーとしてヒノキブンの今後の取り組み

ヒノキブンでは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)仕様住宅の販売を積極的に取り組み、 2025年度には50%をZEH仕様住宅とすることを目指しています。

ZEH普及目標と実績

2020年度2021年度2022年度2025年度
実績ZEH普及目標
0件0件0件50%

CSR

CSRの取組み事例

環境にやさしい社会の実現
  • 現場や三重工場での木材の端材を近所の方やバイオマス発電へ無償提供
  • 三重CLT工場にて自然エネルギーの活用(太陽光発電の設置)
  • 分別ボックスの配置等でオフィス古紙の分別回収
  • 社内資料のペーパレス化(IT・クラウドサービスの活用)
  • 不要照明の消灯の実施

環境にやさしい社会の実現

安心・安全で豊な暮らしの提供
  • ISO9001の取得
  • 住宅の高断熱化
  • 賃貸住宅の空室を高齢者福祉施設、児童デイサービスへの改修工事

安心・安全で豊な暮らしの提供

健康で快適な職場環境への整備と多様な人材育成
  • 積極的な設備投資で、高齢者に優しい職場づくり
  • 職場照明のLED化
  • 入社5年未満の社員を対象に、毎週勉強会の実施
  • 地元中学生(大安中学校)や障がい者の職場体験の受け入れ

健康で快適な職場環境への整備と多様な人材育成

地域社会への貢献
  • 健全な納税
  • 障害者や高齢者の雇用
  • 上更交差点歩道橋での清掃活動

地域社会への貢献

ステークホルダーとの良好なコミュニケーション
  • 毎月、オリジナルニュースレターの発送
  • ふれあいフェスタ(社内イベント)を通じての募金活動

ステークホルダーとの良好なコミュニケーション

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