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≪ヒノキブンの家づくり≫ 狭い土地の対策⑤ ~狭い土地での3F建て住宅~
みなさん、こんにちは。今回は『狭い土地での3F建て住宅』についてお話させて頂きます。
狭い土地での3階建ての建築のメリットや注意点です。
◆狭い土地を活用でき、立地条件が良い場所を選べる
3階建のメリットは、なんといっても狭い土地を有効に活用できることです。
主要駅の近くや繁華街の近くなどは地価が高いため、ビルやマンションなどの集合施設が多く
建設され、土地が空いていたとしても一戸建てを購入するには高額か狭いかのどちらかになることが
多くあります。しかし3階建て住宅なら狭い土地を活用できるため、一戸建てでも2階建てより
選べる土地の選択肢が広くなります。
◆間取りを工夫する必要があるが、オンリーワンの家になる
階数が多いと階段に場所を取らなければならなかったり、両隣に家やビルが建っていて日当たりが悪い
場合、天窓を作ったり階段をスケルトンにしたりといったプランに工夫が求められることもあります。
注文住宅の場合は、建売住宅などにはない独自の間取りや工夫を盛り込むことで自分だけのオンリーワンの家になるのも魅力の一つです。
◆コストは割高だが土地の購入資金は安く抑えられる
3階建ての方が2階建てや平屋よりも重量が重くなるため、家を建てる前に地盤強化の工事を
求められることがあります。また、3階建ての場合は2階建てに比べて建築コストが高くなる場合も
あります。
一方で必要となる土地の広さは少なくて済むことから、土地の購入資金は安く済むものです。
建築コストは割高ですが、土地の購入資金は割安となり、トータルすると2階建てや平屋を建てる費用
とあまり変わらないか、場合によっては安くなることもあるでしょう。コスト面では、一概に有利不利
を判断できないかもしれません。
◆移動が多く、シニア世代には注意が必要
3階建て住宅でもっとも懸念材料となるのが、階段の多さです。特に狭小住宅の場合は、一つのフロア
に水回りを納めることが難しい場合が多くなります。1階にバスルームとランドリー、2階にキッチンとリビング、3階に寝室など階ごとに部屋や設備を分散して設置する住宅は少なくありませんが、
そうすると頻繁に階を移動する必要が出てきてしまいます。
階段を使い頻度が多いと、それだけ事故の危険も増してきます。階段が多いとバリアフリーにすること
も難しいため、若いころは問題なくても高齢化した時に生活に支障が出る可能性は否定できません。
◆将来売却や賃貸を考えているなら
3階建て住宅にずっと暮らすのは大変そうだから、将来的には売ったり人に貸したりしようと
考えている人も少なくありません。もしも将来的に手放すことを考えているのであれば、都心部の
便利な場所に一戸建てを購入するなど客観的な資産価値を視野に入れて土地選びや建物の建築を
行っておくとあとあとが安心です。
◆耐震性にも注意
3階建ては高さがあるため、2階建てや平屋に比べて揺れやすいという特徴があります。
また、重量も重くなることから、万が一に備えて耐震性を重視しておくことも大事です。
3階建てはデメリットもありますが、メリットも大きい住宅です。特にまちなかの立地の良い場所
に一戸建てを購入するのであれば、3階建て住宅を選ぶメリットは大にあるといえます。
特徴をしっかりおさえ、後悔のない選択をしてください。
狭小地の3階建てはヒノキブンの得意分野です。
ぜひ一度ご連絡ください。
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狭小 , ヒノキブンの家づくり