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≪ヒノキブンの家づくり≫ 狭い土地の対策⑥ ~インナーガレージ付住宅~
みなさん、こんにちは。今回は『インナーガレージ付住宅』についてお話しします。
弊社のお客様で最近の間取りプランでお問い合わせが特に多いのが、
「狭小間口でかつ土地面積が狭い場所だけど、駐車場を確保したい!」とのご要望です。
一般的に駐車スペースは幅2.5m、長さ5.0mを確保されることが望ましいと言われています。
例えば、奥行き15.0mの土地にそのまま全面道路から車1台分確保しますと、単純に残りが
10.0m、さらに隣地境界線から0.5m建物外壁までセットバックを確保することになると、
最終的には残りが9.5mしか建物有効奥行き寸法が取れなくなる計算になります。
そもそも土地(建物)間口が狭い中で、奥行きが短い建物はご希望の間取りプランを確保する事は
大変厳しいです。
そんな問題点を持ったお客様には必ずインナーガレージ付住宅を提案させて頂いております。
最大のメリットは1階の駐車スペースの上階に居室スペースを確保でき、それにより建ぺい率も
最大限に生かせること。また、お客様の大事な自動車も屋根があるため、日光による塗装の日焼けや
雨天による汚れも屋根のない所で駐車するよりは比較的高い品質で保管出来ます。
また、特にデメリットではありませんが、お客様が心配されることは、「1階部分に大きな空間が
あって耐震は本当に大丈夫なのか」とのお問い合わせがありますが、弊社では建物の構造計算専門
設計士に構造チェックを依頼し、耐力壁をバランスよく配置しますので、通常の建物と耐震強度は
ほぼ変わりこざいません。
是非、狭小地で新築・建替えで駐車場が確保されたいお客様は弊社へお問い合わせください。
その時に状況により、インナーガレージ付住宅の現場構造見学会、完成見学会を開催しております
ので、こちらもご参加お待ちしております。
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狭小 , ヒノキブンの家づくり