『再見!!』
三重支店の谷渕です。
梅雨時は、何かとうっとうしいですねぇ
主婦としては、洗濯物を部屋干しするのが面倒だし・ジャマだしで
梅雨の晴れ間には、「やっぱりカラッと晴れた日に干す洗濯物は気持ちが良いなぁ」と
それだけで気分が良くなります。 すごく小さいですけど・・・
本日6月20日、実習期間を終えた実習生2名が無事中国に帰国しました。
家族と離れ、言葉・習慣・食べるもの、すべてが違う日本に来て3年、
本当に良く頑張ったと思います。
私の仕事は実習生の入国に関する手続きから始まり、ビザの切り替えや各種申請時に
入管・役所・関係機関に提出する書類の作成、配属された実習生の衣食住のお世話等々・・・
彼らとの関わりがとても多いです。
特に配属直後は、色々な手続きや用意する書類も大量で大変ですが、
何といっても一番大変なのは、彼らとコミュニケーションをとる事です。
もちろん中国語などできませんので、ボディーランゲージで何とか伝えようとするのですが
なかなか理解してもらえず、いつも苦労しています。
中国は漢字の国だから漢字で書けばわかるだろうと、漢字を書いて説明すると
「この漢字ちがいます」「中国これ使わない、これ古い漢字」と言われ、
インターネットの翻訳サイトで中国語に翻訳し、これでどうだ!と見せると
「これ、ちょとちがいます、すこしおかしい、まちがい」と言われる始末です。
私たちが書く字は中国では昔使っていたもので、今はそれを省略したものが多いため、
「日本の漢字、古い」となり、全く違う字も結構あるので、中国から来た書類には見た事も無い
漢字が並んでいて、読むことすら出来なかったりします。
又、方言も沢山あるため、一概に翻訳サイトで訳しても通じないのです。
何せ、中国人同士でも出身地が違うと、「○○さん言葉違う、何言ってるかわからない」
と、会話が成り立たないぐらいですから・・・。
そんなこんなで過ごして行くうち双方とも慣れ、半年過ぎる頃には冗談混じりの会話も
交わせるようになってきます。
仕事にも慣れ、実習3年目ともなると大した戦力になってくれています。
会社としては実習生を送り出すのは今回2回目ですが、前回の実習生が帰国する当日に
私の入院と重なってしまったため、当日見送る事が出来ませんでした。
ですから私としては、その分の感慨もひとしおで色々思い出したりしています。
彼らは、国に残してきた家族にやっと会えるので凄く嬉しそうで、
「お母さん会える、早く会いたい」なんてニコニコして言ってました。
中国では日本で経験したこと、身に付けた技術を生かして元気に頑張ってほしいと思います。
3年間おつかれ様でした。「再見!!」
黒いジャケットの「方 明主」さん
グレーのシャツでピンッてなっている「康 献涛」さん
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