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≪ヒノキブンの家づくり≫ 暖かい家対策② ~べーパーバリアについて~
みなさん、こんにちは。
朝晩、だいぶ寒くなりましたので、お体にはお気を付けください。
さて、今回は『ベーパーバリア』についてご説明させて頂きます。
ベーパーバリアとは、「防湿気密層」のことです。
さらに細かく説明すれば、気密性を高めて湿気を防止するために設けられる層のことをいいます。
住宅の内壁には、断熱材を敷き詰めることが常識となっていますが、さらにその上に室内側に
フィルム状のシートを被せて湿気を遮断することがあります。これが『ベーパーバリア』と呼ばれる
ものになります。
住宅建築では、一般的に施工されるグラスウールやロックウールなどの素材は、水分を含みやすく
そのことが断熱材にとっては大きな問題となり、ベーパーバリアを施工することはほぼ必須と
なってきました。
ただし、現在では断熱材において新しい素材の商品が開発されており、中には、素材そのものが
水分をコントロールすることが出来る性能を持ったものもあり、ベーパーバリア施工をせずに、
その役割を断熱材に代替えさせる場合もあります。