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≪ヒノキブンの家づくり≫ 暖かい家対策⑧ ~防湿気密層について~
みなさん、こんにちは。
今回は以前お話ししたベーパーバリアについてもう少し詳しくお話しさせて頂きます。
改めて、ベーパーバリアとは防湿気密層のことをいいます。
一般的に施工される断熱であるグラスウールやロックウールは水分を含みやすく、
そのことが断熱材としては大きな問題となります。
それを防ぐためにベーパーバリアと呼ばれるフィルム状のシートを室内側の断熱材の上に
被せることで室内で発生した湿気を断熱材が含んでしまわない様に湿気を遮断してくれます。
そして湿気をしっかりと遮断するためにもう一つ重要になるものが気密です。
しっかりと気密をとるために、気密テープというものを使用した施工をします。
ベーパーバリアを施工する際に継ぎ目部分では重ねて施工をするのですが、
必ず重ね代は30mm以上確保します。そしてしわにならない様にタッカーで止めます。
ここで重ねた部分の上から気密テープを貼ります。
こういった細部までしっかりと施工して気密性が確保されます。
弊社でも2×6の北海道基準の高断熱住宅を施工していますので、細部までしっかりと施工していきます。