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《ヒノキブンの家づくり》賢い平屋住宅④〜介護住宅について〜
みなさん、こんにちは。
今回は、『介護住宅』についてお話しします。
『介護住宅』とはいっても初めから『介護住宅』を作るわけではなく、
将来、『介護住宅』としても活用できる設計にしておくのが大事だと考えています。
さて、将来介護が必要になった場合、弊社では介護される方はもちろんのこと、
介護する方も負担が軽減される設計を心掛けています。
介護される方の度合いにもよりますが、特に注意している点をまとめると以下の様になります。
①玄関までにスロープを設置するスペースを考慮
②玄関からホールに上がる段差を考慮
③廊下の幅を750㎝以上に設計
④トイレは寝室と隣接するくらいが良いですが、無理であればなるべく近くに設置する
⑤洗面脱衣所も隣接すると良い
※壁を撤去してスペースがとれるようにすると良いです
※トイレスペースは車椅子の回転を考え、またご家族介助者の方の動線を考慮しますと
幅1.8m、奥行き2.7m位あると良いです
⑥介護される方の部屋 トイレの建具は単純動線がベストなので開き戸よりも引き戸にされると
良いです
疑問に思われるのは、お風呂や台所はいいの?と思われるかもしれませんが、
食事は宅配かご家族が作るので特に必要ありません。
また、入浴はデイサービスを利用されると思いますので特に必要ありません。
参考になれば幸いです。
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ヒノキブンの家づくり , 平屋