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《ヒノキブンの家づくり》賢い平屋住宅①〜勾配天井について〜
みなさん、こんにちは。
今回は『勾配天井』についてお話させて頂きます。
傾斜、つまり勾配をつけた天井が『勾配天井』といいます。
屋根の形状を活かして、平屋の天井や2階のリビングや居室、上に2階部分が少ない
1階の空間に作られるケースが多いプランです。
『勾配天井』にすることで、空間にはどんなメリットが生まれるでしょうか?
開放感が出るのが1番の特徴です。高い位置に窓を設けれればお部屋が明るくなります。
また、上階部分の床を設けずにつくる吹抜けほど空間を使わないので、
生活スペースを大きく減らさずにすみます。
『勾配天井』の1番の特徴である開放感は、ちょっとした工夫をすることでより大きく
感じることが出来ます。
壁も天井も真っ白な空間にすると立体的に把握しにくくなります。
そこで壁よりも天井を明るい色のクロスにしたり、壁の一面を濃い色にするアクセントウォール
にしたり、天井を板張りにして斜めのラインを強調したりすると空間の形がわかりやすく
より広く感じられます。
逆に、デメリットはメンテナンスに費用がかかることです。
高い位置に窓を付けると日差しは入りますが、カーテンをどうするのか問題になります。
手の届かない位置なので、電動カーテンをつけることが多いのですが、電気で動作をさせるものは
故障する可能性があります。修理で足場を組む必要があると足場代で10万円程度かかることも。
シーリングファン・ダウンライトなどの取替も同様です。
高い位置の窓などでくもりガラスにするケースも多いそうですが、空が見えなくなること、
夜の室内の光が外に漏れるため、在宅か不在かがわかり、防犯上でのデメリットもあります。
メンテナンスコストがかかることなどいくつかのデメリットを知ったうえで『勾配天井』を
取り入れるかどうかを決めるとよいかと思います。
何かご不明な点がございましたら、ヒノキブン株式会社までお気軽にお電話お待ちしております。
皆様からのご相談をお待ちしております。
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